濃厚な旨みがギュッと詰まっているカニ味噌


蟹の身よりもカニ味噌が目当てで蟹を食べる人も多いのではないでしょうか。


そんなカニ味噌の栄養と美味しい食べ方をまとめています。


▼ カニ味噌の栄養 ▼

蟹は栄養が豊富で特にアスタキサンチンに注目

ちなみにカニ味噌は脳みそではなくて消化器器官だそうです。

蟹の100gあたりのカロリーでは毛蟹が約80kcal、ズワイガニは約70kcal、タラバガニは約80kcalのカロリーがあります。

これは身の部分のカロリーでカニ味噌のカロリーは50gあたりで約130~140kcalもあるのだそうです。

同じg数にすると約3倍のカロリーになっていますね。

カニの身にはビタミンE、ビタミンB群、ナイアシン、パントテン酸が豊富

蟹の栄養で注目されているアスタキサンチンは強力な抗酸化力を持ち老化防止や若返りの効果も期待されているのだそうです。

ただカニ味噌にはカドミウムが含まれており少し恐ろしい気もしますが、毎日スプーン2~3杯も食べ続けなければ大丈夫なようです。


念のためカニ味噌に含まれるカドミウムのことも勉強しておきましょう。


▼ かにみそ カドミウム ▼

・ 自然由来のカドミウムが存在しており平均で約8mg/kg

・ EUではカニミソにはカドミウムが含まれているため食べ過ぎには注意するように促しています

・ EFSAのカドミウムの基準値は1週間あたり2.5μg/kg

・ 日本人のカドミウム摂取量は1日平均21.1μgと基準値を上回っています

・ 日本の基準値は7μg/kg/週とEFSAの基準値の2.8倍

ちなみにカニミソ50gでカドミウムは400μg

ただしカニミソ50gはそーそーは食べないでしょうね

しかも週一でカニミソ50gを食べている人はやめた方がいいですね。

たまの贅沢だから食べるカニミソでも頻繁に食べるものではない、ということくらいは知っておきましょう。

ちなみに、お米にもカドミウムが含まれており、つい最近、国際基準に追い付いている

それまでは2.5倍という甘い基準でした。

ただ、その基準でも健康被害は報告されていない

毎日食べる主食のお米でもヨーロッパよりは日本人の方が概ね健康なのだとか。

基準値の意味を考えてカドミウムを正しく恐れる方が大事なのではと思います。




▼ カニ味噌の美味しい食べ方 ▼

カニ味噌と言えば有名な甲羅酒がとても美味しいですね。

私の友人の中には日本酒がダメな人でも甲羅酒やフカヒレ酒はOKという友人もいるくらい、とってもレアで美味しい飲み方だと思います。

その他のカニ味噌レシピとしてはカニ味噌茶碗蒸し、カニミソパスタ、クラッカーに乗せておつまみ

カニ味噌熱燗仕立て、カニ味噌冷パスタなども、とっても美味しいカニ味噌レシピだと思います。

一杯の蟹から取れるカニ味噌の量はごくわずかですが、いろいろなカニ味噌レシピに挑戦してみてはいかがでしょう。


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